2026年07月01日(水)
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EVバッテリ評価で重要な試験項目とは?開発現場で実施される代表的な評価を解説【バッテリ評価シリーズ⑤】
EVバッテリ評価で重要な試験項目とは?開発現場で実施される代表的な評価を解説【バッテリ評価シリーズ⑤】
EVバッテリ評価とは
EV(電気自動車)の性能を左右する重要な部品の一つがバッテリです。
航続距離や充電時間、加速性能、安全性などはバッテリ性能に大きく影響するため、開発段階ではさまざまな評価試験が実施されています。
EVバッテリ評価では、容量測定だけでなく寿命や安全性、使用環境による性能変化なども確認します。
なぜEVバッテリ評価が重要なのか
EV市場の拡大に伴い、バッテリには高性能化と高信頼性の両立が求められています。
例えば、
- 長距離走行に対応できるか
- 急速充電に対応できるか
- 長期間使用しても性能を維持できるか
- 異常時にも安全を確保できるか
といった項目を事前に確認する必要があります。
そのため、EV開発ではさまざまな評価試験が行われています。
代表的な評価試験① 充放電試験
充放電試験は、バッテリの基本性能を確認するための試験です。
容量や効率、出力特性などを評価し、設計通りの性能が発揮されているかを確認します。
詳しくは「バッテリ充放電試験とは【シリーズ①】」をご覧ください。
代表的な評価試験② サイクル試験
サイクル試験では、充電と放電を繰り返し行い、寿命や性能変化を確認します。
EVは長期間の使用が前提となるため、サイクル寿命の評価は非常に重要です。
詳しくは「バッテリサイクル試験とは【シリーズ②】」をご覧ください。
代表的な評価試験③ 劣化試験
劣化試験では、使用環境や経年変化による性能低下を評価します。
高温環境や急速充電など、さまざまな条件でバッテリの特性変化を確認します。
詳しくは「バッテリ劣化試験とは【シリーズ③】」をご覧ください。
代表的な評価試験④ 安全性評価
EV用バッテリには高い安全性が求められます。
そのため、
- 過充電試験
- 過放電試験
- 温度試験
- 異常状態試験
などが実施され、安全性を確認します。
特に過放電試験や異常状態試験では、通常の充放電試験とは異なる条件で評価を行うため、マイナス電圧領域まで制御できるバイポーラ電源や、大電流に対応した試験設備が必要になる場合があります。
また、このような安全性評価は専門的な設備や安全対策が求められるため、社内だけでなく受託試験機関で実施されるケースも少なくありません。
Mywayプラスの充放電試験システムは、バイポーラ動作や大容量試験に対応しており、安全性評価用途でも採用されています。
また、受託試験機関での採用実績に加え、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) 様への導入実績もあります。
→独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) 様への導入事例はこちら
※世界最大規模となる恒温型、屋内型、耐爆型の試験施設(NLAB Large Chamber)を装備し、メガワットクラスの大型蓄電池の試験が可能な多目的大型実験棟を保有され、温度可変環境下での充放電試験用途で、pCUBEやx50シリーズをご採用いただいています。
EVバッテリ評価で求められる試験設備
EV向けバッテリ評価では、
- 高電圧対応
- 大電流対応
- 高精度制御
- 長期間連続運転
- データ収集・解析機能
などが求められます。
また、試験時の消費電力を抑えるため、回生機能を備えた評価システムが採用されるケースも増えています。
Mywayのバッテリ評価ソリューション
Mywayプラスでは、EV向けバッテリ評価に対応した充放電試験システムを提供しています。
充放電試験やサイクル試験、劣化試験など幅広い評価に対応し、効率的な試験環境の構築をサポートしています。
研究開発用途から各種評価試験まで、さまざまなニーズに対応可能です。
まとめ|EVバッテリ評価で重要な試験項目とは?
EVバッテリ評価では、充放電試験やサイクル試験、劣化試験、安全性評価などさまざまな試験が実施されます。
これらの評価によって、EVに求められる性能や信頼性、安全性を確認することができます。
EV市場の拡大に伴い、高精度かつ効率的なバッテリ評価システムの重要性は今後さらに高まっていくでしょう。
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セル、モジュール、パックなど幅広い容量帯のバッテリ充放電システムを取り扱っています。

EVバッテリ評価で実施される充放電試験、サイクル試験、劣化試験、安全性評価と試験設備の概要