実装モデルご紹介
多数の主回路ブロック(インバータやコンバータなど)とモータモデルを保有。
回路シミュレータと同じ感覚でFPGA設計を必要とせずにHIL端末にモデルを実装可能!
Typhoon HILがこだわっているのはパワエレエンジニアにとっての使いやすさです。
豊富な主回路ブロックやモータモデルを用いて回路モデルを回路シミュレータのような感覚でHIL端末にビルドし、リアルタイムシミュレーションしていただくことが可能です。
モデルのコンパイル~ビルドまでたった約1分で完了します。
①主回路ブロックとモータモデルのご紹介
主回路ブロックやモータモデルの一部をご紹介します。
主回路ブロック例
2023年8月時点において約70種類の主回路ブロックがございます。
主回路ブロック一覧の公式ドキュメントはこちら。
一般的な回路シミュレータではIGBTやMOS-FET、ダイオードが単独の個別ブロックを用いて回路モデル作成を行いますが、Typhoon HILは演算最適化のため各々の専用ブロックを用いて回路モデルを構築します。これらの専用ブロックを使用することでHILでシミュレーションを行いたいタイムステップでのリアルタイムシミュレーションを可能とします。
このような回路はTyphoon HILで作れますか?といったご相談があればぜひ気軽にお問い合わせください。
次にモータモデルをご紹介します。
モータモデル例
2023年8月時点において約30種類のモータモデルがございます。
モータモデル一覧の公式ドキュメントはこちら。
一般的な三相PMSMや三相IMのモデルのほか、J-MAG RTファイルをインポート対応可能なPMSMモデルやオープンワインディング巻線構造モデルや6相(二重三相)モデルなど豊富なモータモデルを備えております。
②Dual Active Bridgeブロックのご紹介(25nsec演算対応)
Typhoon HILの最新モデル(HIL404, 606)は最小タイムステップが200nsecであり、他社製の汎用HIL製品と比較してより速いタイムステップでリアルタイムシミュレーションを行うことが可能です。200nsecのタイムステップにより200kHz~の主回路であってもより正確にリアルタイムシミュレーションを行うことが可能となります。
また、EVの急速充電で注目される回路方式のDual Active Bridgeではブロック内部で25nsecとより細かい演算を行うブロックを用意しており、200nsecのタイムステップを設定し、このDAB(Dual Active Bridge)ブロックを使用していただくことで高キャリア周波数の回路であっての位相シフトの度合いにかかわらず、より正確なリアルタイムシミュレーションを提供します。
DABブロックの公式ドキュメントはこちら。
※上記のDABコンバータブロックを使用可能なHIL端末はHIL404, 606のみとなります。HIL402ではDABコンバータブロックは使用できず、HIL604においてはブロック内部の演算が50nsecとなります。
Typhoon HIL社が特に力を入れて開発している高速演算の主回路ブロックとなります。ぜひお試しください。
関連する製品はこちら
この製品に関する
よくあるご質問
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Typhoon HILの使用における技術的なよくある質問(FAQ)はこちら
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Typhoon HILの使用におけるHILデバイスやソフトウェアの使用におけるよくある質問(FAQ)は下記ページとなります。
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エンコーダー・レゾルバはどのような方式に対応していますか?
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TyphoonHILはほとんどのモーターモデルで以下のエンコーダー・レゾルバをサポートしています(出力方法)
アプリケーション・コントローラーに合わせて適切なものをご選択ください
-sine encoder(AO)
-resolver(AO)
-Incremental encoder(DO)
-absolute encoder(EnDat or BiSS or SSI)
詳しくは以下のマニュアル(英文)をご参照ください。
Permanent Magnet Synchronous Machine with Salient Rotor
absolute encoder
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