特徴
購入日からモータを回して実験スタート
モータ駆動パッケージはモータ制御を始めるために必要なハードウェア(インバータ、制御コントローラ、MGセット)、ソフトウェア(統合開発環境、モータ制御ソフトウェア※)、マニュアルがすべて揃ったパッケージです。※永久磁石同期モータ対象
お客様にご用意いただくのはインバータの主回路入力用電源(単相100V電源またはDC100V電源)だけ。
面倒な仕様決め、システム設計、制御設計をせずに納品当日から動作するシステムを使うことができます。
モータの制御プログラムがついているのでモータ制御初心者も安心
モータ制御ソフトウェアとマニュアル付きでモータ制御の経験がなくてもモータを回し、実際にモータを動かしながら制御プログラムの動きを理解することができます。
マニュアルを読み、付属の制御プログラムを理解したら、そのプログラムを活用してさらにモータ制御の理解を深め、モータ制御を習得するシステムとして最適です。
本パッケージに使用している制御システムは、パワーエレクトロニクス業界で多くの研究・開発用途の実績のあるPE-Expert4と統合開発環境 PE-ViewX。高性能なDSPを搭載し、基本のモータ制御を習得後はさらに高度な制御を検討する研究、開発用途へ引き続きご活用いただけます。
(PE-Expert4の詳細はこちらをご参照ください)
豊富な選択肢から選べる制御
基本のベクトル制御に加えて、豊富な実績のある制御方法のソフトウェアをオプションで追加する事ができます。
追加できる制御方法は以下のようなものがあります。
- センサレスベクトル制御
- 120度通電制御
の他にも受託開発では
- コモン重畳制御
- ヒステリシス制御
- ワンパルス制御
- モータ対向制御
などの制御も用意しています。上記以外にご希望の制御方法がある場合はご相談ください。
MATLAB/Simulink連携でモータ制御
モータ駆動パッケージではMATLAB/Simulink連携されたパッケージが付属します。
弊社提供のMATLAB/Simulinkのモデルと、モデルより自動生成された制御Cコード、それを呼び出すプラットフォーム側のソフトウェアで構成されています。
上記ソフトウェアをPE-Expert-4にダウンロードし、動作させることができます。
以下のバージョンで動作確認しています。
MATLABバージョン:2015b, 2019b
必要ライセンス:Simulink,MATLAB Coder,Simulink Coder,Embedded Coder
インバータとモータは実機でも、リアルタイムシミュレータ(HILS)でも
パッケージに含まれる駆動回路はリアルタイムシミュレータ(HILS)でのご用意も可能です。
リアルタイムシミュレータを活用することで、モータ制御に不慣れでも故障や破損の心配なく制御ソフトウェアの開発を進めることができます。
また、HILSはとてもコンパクトで安全なので、オフィスのデスクの上で手軽にモータ制御のソフトウェア開発を行うことができます。
(HILSの詳細はこちらをご参照ください)
こんな方へ
- これからモータ制御を学習したい方
モータ制御ソフトウェアで実機のモータを回し、直感的にモータ制御を理解することができます。
モータの電圧、電流、位相信号などをリアルタイムに計測し、制御アルゴリズムの理解を高めます。
- 開発に活用したい方
モータ制御ソフトウェアのキャリア周波数や制御ゲインなどが変更可能です。キャリア周波数や制御ゲインの変更がモータの挙動や応答性にどのような影響を与えるかをリアルタイムに確認することができます。
モータ制御ソフトウェアをベースにコードの追加や変更を行うことで、開発効率を向上します。
この製品に関する
よくあるご質問
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インバータユニットの購入時に回路図も付属されていますか?
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はい。取扱説明書と一緒に回路図、接続図が付属されています。
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PE-InverterはPE-Expert4のみ接続可能ですか?
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いいえ。PE-Expert4および他社製のボードや自作ボードも接続可能です。
私たちが
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