特徴
圧倒的なシミュレーション速度
DSIM(ディーシム)に搭載した独自のシミュレーションエンジンは、圧倒的な速度を誇るパワーエレクトロニクス用回路シミュレータです。可変タイムステップアルゴリズムを採用し、さらにスイッチングのタイミングを正確に把握するイベントドリブン型のシミュレーション方法は、不要な計算を少なくし、大規模なシステムや高周波システムにおいて既存のシミュレーションツールと比較して100倍以上高速化を実現します。
離散イベント型シミュレーションにより高精度を実現
パワーエレクトロニクスシステムは半導体スイッチによってある動作モードから別の動作モードへの移行を導く離散現象と、コンデンサ電圧やインダクタ電流などの連続的な現象のハイブリッドなシステムです。DSIMは離散イベント型のシミュレーションエンジンを搭載していますので、スイッチングのタイミングを正確にシミュレーションに反映することができます。下図は位相シフト制御システムのスイッチングのタイミングを正確に反映している一例です。
スイッチングデバイスの過渡特性も詳細に再現
半導体スイッチを理想モデルだけでなく、物理モデルで扱うこともできます。半導体メーカーが提供するシミュレーションモデルのように、実際のデバイスに近い挙動を再現することができ、より実機に近いシミュレーションを行うことができます。PATモデルを使用することにより、物理モデルの解析でも、SPICE系のシミュレータのように収束の問題やシミュレーション時間のスピードの問題がありません。
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