2026年04月30日(木)
- パワーエレクトロニクス基礎
PWM制御とは?インバータ制御の基本を解説 ~インバータはどのように出力を整えているのか~ 【インバータ基礎・仕組み 初級③】
PWM制御とは、スイッチを細かくオン・オフし、オンになっている時間の長さを変えることで、出力電圧を調整する方法です。
インバータでは、内部で電気の流れを細かく切り替えながら出力を少しずつ整えていますが、その代表的な方法としてPWM制御が広く使われています。
出力を細かく整えたいときに役立つ仕組みであり、本記事では、その基本的な考え方を初心者向けにやさしく解説します。
PWM制御とは?仕組みと基本を初心者向けに解説
1. 定義
PWM制御(パルス幅変調)とは、一定の間隔でスイッチをオン・オフし、オンになっている時間の長さを変えることで、出力電圧を調整する方法です。
細かく切り替えることで、結果として出力の大きさを変えられるのが特徴です。
2. 役割・重要性
PWM制御が使われるのは、出力を細かく調整しやすいためです。
必要な分だけ出力を変えやすく、なめらかな動きや効率のよい動作につながります。インバータでも、出力を整える方法として広く使われています。
3. 仕組みの基本
PWM制御では、オンとオフをくり返しながら、オンになっている時間の割合を変えます。(平均電圧の調整)
この割合が大きいほど出力も大きくなり、小さいほど出力も小さくなります。
つまり、オン・オフの長さを調整することで、出力電圧をコントロールしているのです。
4. 使われる場面
PWM制御は、インバータの中で出力電圧を細かく調整する方法として使われています。
出力を一気に変えるのではなく、オン・オフの長さを変えながら少しずつ整えられるため、必要に応じた調整がしやすくなります。
こうした調整のしやすさが、安定した動きや効率のよさにもつながっています。
5. 理解するうえで押さえたいポイント
PWM制御を理解するうえで押さえたいのは、「スイッチを細かくオン・オフ(高速スイッチング)」していることと、
「オンになっている時間の長さ(デューティ比)によって出力電圧が変わる」ことです。
まずはこの考え方をつかむと、PWM制御の基本を理解しやすくなります。
6. まとめ
PWM制御は、スイッチを細かくオン・オフし、その時間の長さを変えることで出力電圧を調整する方法です。
複雑に見えても、基本はオンとオフの割合で調整していると考えると分かりやすくなります。
まずは、スイッチを細かく切り替えながら出力を整えている仕組みを理解することが大切です。

