パワエレコラム

2025年09月29日(月)

  • HyperStudy

HyperStudy 実行後にシミュレーションファイルを削除する

HyperStudyは何度もシミュレーションを繰り返すため、1回の結果ファイルが大きい場合、
最終的にたくさんの結果ファイルができてしまい、パソコンの容量が圧迫されてしまう場合があります。

HyperStudyからの実行が終わったあとに指定のファイルを削除する方法をご紹介します。


DOEや最適化の「評価」のときに右側にある「パージ」をアクティブにします。



パージの「…」からどのファイルを削除するかを設定します。
「フィルターの追加」をクリックし、削除したいファイルを指定します。



HyperStudyからPSIMを実行した場合、波形ファイルとしてsmvファイル、
HyperStudyで読み込むためのファイルとしてComposeがabfファイルを作成するため、
波形のデータを持つファイルはsmvファイルとabfファイルです。

両方とも削除する場合は以下のように設定します。


このように設定した場合としない場合の結果フォルダに残っているファイルの違いは以下のようになります。
何も設定していない場合、シミュレーションが実行されるとsmvファイルとabfファイルが作成され、
そのまま残っています。

 

パージの設定をアクティブにするにした場合、HyperStudyの実行終了後のフォルダは以下のようになり、
smvファイル、abfファイルともに削除されています。



波形ファイルは削除されますが、HyperStudyにはポスト処理の結果がきちんと残っています。



HyperStudyのファイルにはシミュレーションのサマリーも残されていますが、
時系列データは保持しておらず、スカラー量のみ残ります。
結果ファイルを削除したあとに時系列データが必要な場合は再度シミュレーションを実行する必要がありますのでご注意ください。

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