パワエレコラム

2016年03月22日(火)

  • PSIM Cafe

素子のパラメータを外部ファイルで定義する

PSIMを使う上で知っていると便利な機能として、
今回はパラメータファイル機能を使って素子のパラメータを一括で設定する方法をご紹介します!

PSIMでは素子のパラメータを設定するには素子をクリックしてパラメータウィンドウに値を入力して設定します。

パラメータファイル機能を使うとパラメータの変更をするときも1箇所だけ変えればすべて反映され、時間短縮やミスの低減につながります。

 

■こんな時にご活用いただけます

・複数の素子に同じパラメータを設定したい
・一箇所変えるだけでパラメータの変更をしたい

 

■使用方法

1. 回路を作成する
(本回路はサンプル回路multi-level inverter with RC snubber.psimsch)

 

2. 一括で定義したい素子のパラメータを変数で入力する
 ※誤動作を避けるため、数字で始める変数名は使用しないでください

 

3. 回路内に「パラメータファイル」のブロックを置く(ライブラリブラウザで検索すると便利です。)

 

4. パラメータファイルのブロックを開いて素子に定義した変数の値を定義する
 ※行の最後にセミコロンは不要です

以上です!

設定したパラメータファイルはテキストファイルとして保存されます。
このままシミュレーションを実行すると、素子に入力した変数に
パラメータファイル内の値が代入されてシミュレーションが実行されます。

 

変数の値の定義には数式を使用することもでき、他のパラメータの変数を使用して式で定義することもできます。
(式で使う変数の値はパラメータファイル内で先に定義する必要があります)

 

 

操作の様子を動画でご確認いただけます!
ぜひご参照ください。

 

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