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- PSIM オプションモジュール(連成) MagCoupler-RT Module
■お知らせ
2021/12/27 6相PMSM、SysRMのRTモデルに対応しました(Ver.2021b)
2021/5/19 すべてのタイプのJMAG-RTモデルに対応、JMAG-Express Onlineへダイレクトインターフェースが追加されました(Ver.2021a)
JMAG-RTとのテーブル連成
MagCoupler-RT Moduleでは、JMAGの機能群にあるJMAG-RTのデータファイルとリンクすることができます。これによりJMAG-RTを利用し、PSIMと電磁界解析ソフトウェアJMAGとの連成シミュレーションを行なうことができます。MagCoupler Module を使用したJMAGとの直接連成解析と比較して、短い時間でほぼ同レベルの結果を算出することができます。
*本製品の使用には、JSOL社製 JMAG(JMAG-RT) の購入が必要です。
特長
JMAG-RTデータとのリンク
JMAGの機能群にあるJMAG-RTで一度モデルデータを作成すれば、簡単にモータの特性を考慮した詳細なシミュレーションを行なうことができます。
JMAG-RTとの連成、そのメリット
JMAG-RTで生成したモデルデータを用いることで、モータの特性を考慮した詳細なシミュレーションができます。JMAGで設計したモデルを解析し、PSIMのシミュレーションに必要なパラメータを抽出、出力するので1つの回路素子として扱うことができ、直接JMAGで解析を行わずに、サンプリングタイムごとにモータの特性を考慮した高速なシミュレーションが可能となるモジュールです。
MagCoupler ModuleとMagCoupler-RT Moduleの違い
MagCoupler Moduleでは、JMAGと直接連成を行い、また回路シミュレータと電磁界解析が同時に行えます。MagCoupler-RT ModuleではJMAGの機能群にあるJMAG-RTのデータファイル(*.rtt)とリンクすることができ、JMAGがインストールされていないPCでもデータファイルのみでシミュレーションが行えます。
MagCoupler ModuleとMagCoupler-RT Module、Motor Drive Moduleの比較
モジュール | シミュレーション可能なモデル | PSIM |
JMAGシミュレーション 結果の出力 |
|
解析時間 | モデル特性の再現 | |||
MagCouple-RT Module (JMAG-RTファイルとの連成) |
制限なし JMAG-RTで出力できるモデル全てに対応 |
○ (3[min]) |
○ | × |
MagCouple Module (JMAGとの連成) |
制限なし | △ | ◎ | ○ |
Motor Drive Module (PSIMのモデル) |
PSIMで提供されている全てのモータ | ◎ (2[sec]) |
× | × |
※上記と別にJMAG-RTモデルデータの作成のための時間がかかります。
連成シミュレーション
操作の流れ
①モデルの作成(JMAG Studio / JMAG Designer)
はじめに、形状・材料・要素・条件などの設定をJMAG StudioまたはJMAG Designerにて行います。
②RTモデルデータの生成(JMAG-RT)
次に、RTモデルデータの生成を行います。
③ブロックの配置(PSIM)
PSIM上でMagCoupler-RTを配置。
④読込ファイルの設定(PSIM)
JMAG-RTのデータファイルを読み込む設定を行います。
連成シミュレーションの比較
連成シミュレーション結果
※上記と別にJMAG-RTモデルデータの作成のための時間がかかります。
素子
このモジュールで使用できる素子