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Ver. 9.1 New Release!!

Ver. 9.1からの追加新機能


新登場のオプションモジュール


FPGA設計者必見!(ModCoupler Module)

VHDLコードの制御回路がPSIM上でシミュレーション可能に!

ModCouplerモジュールは、VHDLコード対応のModelsimとPSIMの連成シミュレーションを提供します。本モジュールを使用すること で、パワー回路をPSIMで実装し、FPGAに実装するハードウェアのVHDLコードを使用した制御回路をModelSimでシミュレーションすることが できます。
本モジュールは、PSIMでの概念的な検証から、FPGAでのハードウェア実装までの非常に迅速な方法を提供します。
下図は、VHDLコードで実装された制御の三相系統連系インバータを示しています。ModCouplerブロックは、ModelSimと連成するためのリンクを提供します。

追加機能


TI社製 DSP F28335対応リアルタイムデバッグおよびモニタ機能(Simcoder)

新しいPSIMでは、リアルタイム波形表示、SCI(serial communication interface)およびSPI (serial peripheral interface) によるTI社製浮動小数点型DSPであるF28335のサポートをすることで大幅な改善をしました。

リアルタイムDSP波形表示

SCIとDSPオシロスコープというツールにより、PSIMはDSP内部の波形表示とパラメータ変更をリアルタイムに行なう機能が用意されました。この機能は、停止することなく、また非侵入的にDSPコードのテスト、デバッグ、および調整を非常に簡単に行なうことができます。

以下の図はサンプルの回路図とDSPオシロスコープのダイアログウィンドウです。

DSPオシロスコープは、リアルタイムに監視できる変数(u、v、wおよび位相)と常に変更できるパラメータ(位相ステップ、振幅)を表示しています。


TI社製 DSP F28335対応SCIおよびSPI機能の追加(Simcoder)

SCI機能への対応

SCI機能に対応しました。 SCIポートの設定、およびSCIの入出力を定義するブロックが用意されています。SCI機能ブロックでは、DSPとコンピュータ間のデータ通信を簡単に定義することができます。SCIはDSPオシロスコープと共に、リアルタイムでDSPの波形を監視する機能を提供します。

SPI機能への対応

SPI実装の課題は、複雑で簡単でないということです。しかし、PSIMから提供されるSPI機能ブロックによって、実装は回路図レベルでできるほどに大幅に簡略化されます。
例えば下図は、DSPで生成され、SPIを介して外部D/Aコンバータに送信される2つの信号を示しています。これらの2信号は、SPIを介したA/Dコンバータを通してDSPに読み込まれます。


シミュレーション中に任意の電圧電流の表示が可能(Professional)

全ての電圧および電流の表示

以前のバージョンのPSIMでは、ユーザーが特別に(電圧/電流プローブを使用する、もしくは"Display flag"を設定する) 設定した場合にのみ回路の電圧/電流が出力ファイルに保存されました。本リリースでは、回路内の全ての電圧と電流が自動的に保存されるオプションが用意されます。シミュレーションが完了した後、ノードまたは素子の上をクリックすることで、任意の電圧または電流を表示することが可能です。
例えば、下図左の画像は、インダクタL2の上にカーソルを置いた際に電流プローブの画像に変わることを示しています。右の画像では、ノード1に近付けた際にカーソルが電圧プローブの画像に変わっています。いずれの場合でも、左クリックによって波形がSimviewに表示されます。


MOSFETにオン抵抗の温度依存を考慮(Thermal Module)

MOSFETのオン抵抗Rdsonをジャンクション温度の関数として定義できるようになりました。


4相および5相のSRモータモデルの追加(Motor Drive Module)

以下の図のように、4相および5相のスイッチトリラクタンスモータ(線形、非線形)のモデルが用意されました。


SmartCtrl機能向上(SmartCtrl)

以下に示すようないくつかの強化がSmartCtrlに組み込まれました。

時間領域の過渡応答

以前は、時間領域の過渡応答はシングルループ構造のみ用意されていました。本リリースでは、ダブルループ構造およびACスイープのデータを取り込んだプラントの伝達関数を含めた全ての構造での過渡応答が用意されました。

力率改善回路の設計の改善

制御の設計方法がより良好な結果になるよう改善されました。

PWMジェネレータのモデルの改善

PWMジェネレータのモデリング方法が改善されました。改良版では、デューティー比の制限とメーカーのPWM ICにより近い動作が用意されました。


その他

リレーモデル

リレーの動作を模擬する新しいモデルが用意されました。ノーマルオープンおよびノーマルクローズのスイッチが1つずつあるブロックと、片側が2つのスイッチ、もう片方が1つのスイッチで切り替えるブロックの2つが用意されます。リレーの画像は以下の通りです。

可飽和三相変圧器

可飽和三相変圧器が追加されました。飽和だけでなく、残留磁束も考慮することが可能です。

三相ACケーブル

三相ACケーブルモデルが用意されました。相互誘導と相間容量が考慮されます。ACケーブルの画像は以下の通りです。

サブサーキットおよび新しい素子用の新しい画像エディタ

サブサーキットや新しい素子の画像を作成するために新しい画像エディタが用意されました。本画像エディタは迅速かつ簡単に、一貫性のある高品質な画像を作成することが できます。例えば、下図の3つのデバイスF28335、MCP3204、および74HCT138は、新しい画像エディタで作成された要素です。

Simviewのデータビューアの改善

Simviewにて波形のデータポイントを調査のために表示できます。本データビューアは、よりユーザーフレンドリーに、また簡単に選択し、コピー&ペーストができるように改善されました。

C Blockの制限

以前は、C Block内のコード長が32,000文字に制限されていました。この制限が本リリースで削除されました。